みそかつ

日々の出来事書きます

子供の頃の不思議な体験

お題「子供の頃の不思議な体験」

子供の頃に不思議な体験をした。

 幼稚園だったころに家の中で兄弟とかくれんぼをしたことがあった。当時住んでいた家には、クローゼットだけの部屋があり、その部屋は荷物置き場としても利用していた。その部屋は日光があたらず、一日中暗く嫌な雰囲気があった。自分はなぜか分からないけど怖さを感じていて出来るだけその部屋に入らないようにしていた。でもその日は、かくれんぼで見つかりたくなかったのとなんとなく行ってみようという好奇心に押されてその部屋のクローゼットに妹と隠れていた。

 クローゼットを開けると服がたくさんかけられていて、下には荷物が敷き詰められていた。自分と妹はそこに小さなスペースを作り、一緒に入り隠れていた。クローゼットを閉めると辺りは真っ暗になり静かになった。見つからないように息をひそめていた。そんな時自分と妹は上に何かの気配を感じて一緒に上を向いた。すると、自分たちの真上で白いモヤっとしたものがふわふわ浮いていた。大きさはサッカーボールくらいだったと思う。ものすごく怖くなって急いで二人でクローゼットをでた。

 それから親に話したけど信じてもらえなかった。でも、妹は同じものをみていて、十何年たった今でも話すことがある。あれはなんだったのかな。